
間取りが決まらない理由と家づくり成功へのヒント
こんばんは、かおり木工房そうのです。
昨日の雨が朝まで降っていて、上棟時間を遅らせて
スタートしました。
なんとか無事に棟上げまで終えて、
シート養生することができました。
これから完成まで無事故で進めていきます。
家づくりの打ち合わせが始まり、いよいよ間取りを考える段階へ。
ここで多くの人が、こうつぶやきます。
「いろいろ見たけど、何が正解かわからなくなってきた」
「夫婦で意見が分かれて前に進まない」
「もう10案以上出したけど、しっくりこない」
実はこの「間取りが決まらない」という悩みは、
前項の工務店や住宅会社への相談の中でも、
予算に次いで二番目に多いものです。
では、なぜ間取りはこんなにも迷いやすいのでしょうか?
そして、その迷いから抜け出すにはどうすればいいのでしょう?
間取りが決まらない理由を深掘りしつつ、
納得のいく家づくりをするための具体的なヒントを
お伝えします。
なぜ、「間取りが決まらない」のか?3つの根本理由
1「理想」と「現実」のギャップに振り回されるから
家づくりを考え始めて時、多くの人がSNSや雑誌、
モデルハウスを参考にします。
おしゃれな吹き抜け、大きなアイランドキッチン、家事ラク動線。
どれも魅力的ですが、
それらをすべて一つの間取りに詰め込むことはほぼ不可能です。
土地の形、敷地面積、方角、法規制、そして予算。
これらの現実的な条件にぶつかった瞬間、
「理想に届かない」という焦りが迷いを生み出してしまうのです。
2「選ぶ」前に「考える」が足りていないから
間取りの打ち合わせでは、つい「このプランどうですか?」
「AとBどっちがいいですか?」といった選択肢に
目が向きがちです。
でも本来、間取りは選ぶより前に考えるべきことがあるんです。
例えば、
・どんな暮らしをしたいのか
・どこにストレスを感じたくないのか
・10年後20年後30年後も同じように使えるか
これらが曖昧なまま間取りを見ても、
どこかピンとこないのは当然です。
3家族内の意見がバラバラで「軸」が定まらないから
奥さんは家事動線を、旦那さんは趣味スペースを、
お子さんは個室。
それぞれの想いがあるのは自然なことですが、
全員の希望を100%叶える間取りは存在しません。
重要なのは、「この家でどう暮らすか」という
共通の価値観を家族で見つけること。
それが間取りをつくるための軸になります。
間取りが決まらないとき、まずやってみてほしいこと
1「生活の流れ」を書き出してみる
朝起きてから寝るまでの1日の動き。
週末の過ごし方。洗濯の流れ、食事の準備、
子供の支度。
これらを時系列で紙に書き出すだけで、
本当に必要な動線やスペースのイメージが
湧いてきます。
図面を見るより、まず生活を見つめ直す。
それが最短ルートです。
2「現状の不満」を全員で出し合う
今の住まいで、何が一番ストレスですか?
・洗濯動線が長い
・玄関が狭い
・キッチンに2人立つとぶつかる
・寒い、暗い、暑い、片付かない
この「不満」こそ、間取りで解決すべきテーマです。
理想より不満の解消の方が、間取りの軸がブレません。
3「優先順位リスト」を家族でつくる
理想はたくさんあっても、すべては取り入れられません。
例えば、以下のように分けてみましょう
必ず叶えたいこと:洗濯動線、シューズクローゼット
あったら嬉しい:パントリー、リビング学習スペース
なくてもOK:個室の書斎、和室
優先順位が見えると、間取りに対する判断がスムーズになります。
間取りが決まらないとき、焦りや不安が出てくるのは当然です。
でも迷っている時間こそが、「どんな暮らしにしたいか」と
真剣に向き合っている証拠。
人任せにせずに、
暮らしの中身を自分たちの言葉でせいるすることが、
納得できる家づくりへの第一歩です。
それでは、また。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
かおり木工房SNSでは、為になる情報を
発信していますので、ぜひ見てみてください。
LINE、Instagram、Tik Tok、YouTube
友達追加、フォローお願いします!
YouTube:
https://www.youtube.com/channel/UCV2CLl-P_j80GPTuVRLMXpQ
Instagram:
https://www.instagram.com/kaorigikoubou/
LINE:
https://page.line.me/107aufgi?openQrModal=true
Tik Tok:
https://www.tiktok.com/@kaorigikoubou
静岡市葵区、静岡市駿河区、静岡清水区、注文住宅ならかおり木工房!
静岡市葵区、静岡市駿河区、静岡市清水区、リフォームならかおり木工房!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー