
その家、余裕が足りてますか?ー基準通りでは防げない5つの落とし穴ー
こんばんは、かおり木工房そうのです。
最近は春が短いのでもうすぐ夏が来ますね。
今日も気温が24度あり、半袖でちょうどいい陽気で
日差しも強いので日焼けに注意が必要ですね。
「この家は基準をクリアしていますよ」
この言葉、なんとなく安心できますよね。
でも、ちょっと待ってください。
その基準って、本当にあなたと家族の暮らしを
守ってくれるのでしょうか?
家づくりの現場では、「建築基準法を満たしているから問題ない」と
する考え方が今も根強くあります。
しかし、その基準はあくまでも、最低限の安全ライン。
そこに余裕がなければ、数年後に後悔する家になりかねないのです。
基準通り=「安全」ではない理由
たとえば、耐震等級1。
これは「震度6〜7の地震で崩壊・倒壊しない」ことが
前提ですが、
住み続けられることを保証するものではありません。
つまり、命は助かっても、家がダメになる可能性があるのです。
震災後、多くの家が倒壊しなかったのに住めなくなった
という事実は、記憶に新しいでしょう。
断熱・気密も同じです。
「省エネ基準を満たしている=快適」
ではありません。
基準通りの断熱では、夏は暑く、冬は寒く、
冷暖房費はかさむ。
そして、室温のばらつきは体調や睡眠にも影響を与える、
そんな家になってしまうことも。
余裕がない家づくりが生む「5つの落とし穴」
1災害に対する余力がない
建築基準法は、「倒壊しない」ための最低ライン。
でも、住み続けられるかどうかは、耐震等級2や3といった
上位等級があってこそ。
災害大国・日本で「余裕のない耐震設計」は非常に
危険です。
2ライフスタイルの変化に対応できない
子供が独立したり、親との同居が始まったり。
間取りや設備に余裕がないと、将来の変化に対応できません。
リフォームしようとしても、断熱や構造に余力がない設計では、
工事が割高になりがちです。
3結露・カビ・健康被害
断熱・気密のギリギリ設計では、壁の中や窓周りに結露が発生。
これがカビ・ダニの温床となり、
アレルギーや喘息の原因に。
目に見えない「健康コスト」がのしかかります。
4光熱費が高止まり
基準通りの断熱性能では、冷暖房効率が悪く、
毎月の電気代・ガス代がかさみます。
10年後、20年後の累積額で見れば、
高性能住宅との差は100万円以上になることも。
5老朽化とメンテナンス費用が早まる
設計や素材に余裕がないと、
外壁・屋根・配管などの劣化が早まりやすく、
結果として定期的な補修費用が重くのしかかります。
未来の安心は「余裕のある設計」から
では、どうすればいいのか?
それは「基準よりも一歩先をいく設計」を
選ぶことです。
例えば:
・耐震等級3(消防署と同等)
・断熱等級6以上(HEAT20 G2~G3)
・C値=気密性能0.3以下
・太陽光、蓄電池、電気自動車用配線などの将来対応
・点検しやすい床下、小屋裏設計
これらは一見「コストがかかる」ように見えるかもしれません。
でも、将来の補修・健康・エネルギー・安心にかかる費用を
抑える投資でもあります。
暮らしに「余裕をつくる家」とは
家づくりでは、本当に大切なのは、
「今だけを満たす家」ではなく、10年後・20年後も
変わらず快適で、安心して暮らせる家です。
そのためには、余裕が欠かせません。
設計に、構造に、断熱に、暮らしに。
ほんの少し先を見据えた選択が、あなたの未来を豊かにします。
「その家、余裕が足りてますか?」
見えない部分にこそ、「暮らしの質」は宿っています。
だからこそ、「基準より上」を選ぶ勇気が、
後悔しない家づくりへの第一歩になるのです。
それでは、また。
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