五感んで楽しむ暮らし、触れる、香る、住まい
こんばんは、かおり木工房そうのです。
今日も日中はいい天気で、気持ちのいい日になりました。
今年も残り29日。だんだんと師走と言われるように
慌しくなりそうです。
住まいは、単に「生活する場所」にとどまらず、
心身を癒し、感性を豊かに育む空間であるべきです。
視覚的なデザインが重視されがちですが、
住まいを真に楽しむためには、五感を通じて
得られる満足感も重要です。
1.触れる｜素材感がもたらす温もり
日々の暮らしで、手や足、肌が接触する素材は、
私たちの感覚に直接的な影響を与えます。
「触れる」という行為が心地よいものであるほど、
住まいは快適な空間となります。
素材選びのポイント
・木材
天然木のフローリングや家具は、
肌に触れた時の温かみが特徴です。
特に無垢材は、経年変化を楽しむことができ、
家族の成長とともに味わいが増します。
・布地
クッションやカーテンには、リネンやコットンなど自然素材を使用すると、
柔らかく落ち着いた雰囲気を演出できます。
・石材
天然石のカウンターや床材は、涼しげな
感触が特徴で、夏場には特に心地よい効果を
発揮します。
日常での取り入れ方
・リビングには、さまざまな触感を楽しめるラグやブランケットを配置。
季節に応じて素材を変えることで、触れる楽しさを味わえます。
・寝室には肌触りの良いリネンシーツを選び、快適な
睡眠環境を整えます。
2.香る｜香りが心を整える空間づくり
嗅覚は、感情や記憶に強く結ぶついており、香りが良い空間は
心を落ち着かせたり、活力を与えたりする効果があります。
住まいに香りの工夫を取り入れることで、
リラクゼーションや集中力向上につなげられます。
香りの選び方
・リビング：爽やかな香り
シトラス系の香りは、空間を明るく、活力を
与える効果があります。
・寝室：リラックスできる香り
ラベンダーやカモミールは、心を落ち着かせ、
睡眠の質を向上させる効果があります。
・キッチン：清潔感を演出
ミントやハーブ系の香りは、調理の香りと調和しつつ、
清潔感を保つことができます。
香りの活用方法
・アロマディフューザーやキャンドルを活用して、
部屋全体に香りを広げます。
・玄関には、ドライフラワーやポプリを置き、
訪れる人を心地よい香りで迎えます。
・自然の香りを取り入れるために、
観葉植物を配置するのも効果的です。
例えば、ユーカリやローズマリーなど、香り高い植物を選ぶといいです。
見るだけに偏らず、触れる、香るなど、
五感を活用することで、
住まいがもたらす体験はより豊かになります。
ぜひご自身の感覚にフィットした空間づくりを
考えてみてください。
それでは、また。
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