地震に強い家は、強さだけではない？

こんばんは、かおり木工房そうのです。

連日晴れで夏日の様子で、梅雨入りも
遅れています。

梅雨に入ったら雨ばかりの日が
続きそうで少し怖いですね。

静岡市で家を建てるなら、
東海地震や南海トラフ地震について
考慮されると思います。

木造住宅は柱に耐力面材を打ち付ける
工法を採用している会社が多く、
揺れに対して制振ダンパーを使い
建物の変形を押さえるようにしています。

実際かおり木工房でもこのような工法で
家づくりをしていました。

でも今は、柱に耐力面材を
打ち付けるのではなく、
柱と柱の間にパネルを
はめ込むようにしております。

木造住宅では、建物が１００ミリを超す
歪みが起きると倒壊してしまいます。

歪みを起こさない家は
地震に強い家となります。

変形量でいくと柱に耐力面材を打つ方が
大きい為制振ダンパーを必須で施工を
しておりました。

今採用している形はコーチパネルと
言うものを使い、柱と柱の間にはめ込むことで
変形量を抑えております。

制振ダンパーは繰り返しの地震に
対抗できますが、
耐力面材は繰り返しの地震に
対抗できなくなっていきます。

耐力面材が繰り返しに弱いのは
釘の破断が原因で、制振ダンパーでは
釘の破断は防ぐことができません。

これらの影響を考慮して、
コーチパネルを標準採用としました。

揺れや変形に対して繰り返し対抗できる
地震に強い家を実現しました。

それでは、また。

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