冬の入浴が命を奪う危険!?ヒートショックを防ぐための知識と対策
こんばんは、かおり木工房そうのです。
今日の朝は放射冷却で冷え込みましたね。
温度計も18度といつもより2度以上低かったので
冬は去年より寒くなるのが早そうです。
今年も残すところ23日。
冬場の寒い日、暖かいお風呂に入るのは至福のひととき。
しかし、この快適な時間が命を奪う危険を秘めていることを
ご存知でしょうか?
特に高齢者を中心に、「ヒートショック」と
呼ばれる現象が原因で毎年多くの人が命を落としています。
ヒートショックとは?
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、
心臓や血管に過剰な負担がかかる現象です。
冬場、寒い脱衣所から暖かい浴室へ、
または入浴後に再び寒冷な環境へ移動する際に起こりやすく、
以下のような健康被害を起こすことがあります。
・心筋梗塞
・脳梗塞
・脳出血
・失神や転倒
・突然死
特に高齢者や持病を持つ人は、
ヒートショックのリスクが高いため注意が必要です。
ヒートショックが起こるメカニズム
1.寒冷環境で血管が収縮
寒い脱衣所や廊下などにいると、体温を保つために
血管が収縮します。これにより血圧が上昇します。
2.温かい環境で血管が急激に拡張
温かい浴室や湯船に入ると、収縮していた血管が
急激に拡張し、血圧が降下します。
3.血液循環の不安定化
この血圧の変動が心臓や脳に大きな負担をかけ、
健康被害や命に関わる問題を引き起こします。
ヒートショックのリスクが高い人
以下の条件に該当する場合、特に注意が必要です。
・高齢者(血圧調整機能が低下しているため)
・高血圧、低血圧、糖尿病などの持病を持つ人
・心臓疾患や脳血管疾患の既往歴がある人
・冬場の温暖地に住む人
ヒートショックを防ぐための具体的な対策
1.家全体の温度差を減らす
・脱衣所やトイレに暖房を設置する
脱衣所や浴室が寒い場合、暖房器具で部屋を暖めることで、
温度差を最小限に抑えます。
・断熱リフォームを検討する
家の断熱性能を向上させ、
外気温の影響を減らすことが重要です。
2.入浴前に浴室を温める
・浴室暖房機を使用する
入浴前に浴室全体を温め、快適な環境を作りましょう。
・シャワーで浴室を温める
簡単にできる方法として、熱いシャワーを
数分間、浴室内にかけるのも効果的です。
3.適切な湯温を保つ
・湯温を40度以下に設定
熱いお湯は血圧の変動を大きくするため、
ぬるめのお湯に設定しましょう。
・短時間の入浴を心がける
入浴時間は10〜15分以内に抑え、
途中で水分を補給するとさらに効果的です。
4.入浴後のケアを徹底する
・湯冷めを防ぐ
入浴後はすぐに暖かいタオルで体を包み、
暖かい部屋で過ごしましょう。
・十分な水分補給を行う
脱水症状を防ぐため、入浴後に水分を摂ることも重要です。
5.家族で声を掛け合う
・高齢者の入浴を見守る
高齢者が入浴する際は、家族がそばで声を掛け合うか、
緊急時用の呼び出しボタンを設置するのがオススメです。
最新技術を活用したヒートショック対策
全館空調システム
家全体の温度を一定に保つことで、温度差をなくし、
快適な住環境を実現します。
スマート温度センサー
各部屋の温度をモニタリングし、自動で暖房や冷房を調整することで、
温度差を最小限に抑えます。
入浴モニタリングデバイス
入浴中の異常を検知し、家族に通知するセンサーを活用することで、
安心して入浴できます。
ヒートショックは、日常生活の中で簡単な工夫や
設備の改善によって防ぐことができます。
冬の入浴時に命を守るため、以下を意識しましょう。
1.家の温度差を減らす。
2.適切な油温と入浴時間を守る。
3.家族で見守り、声を掛け合う。
これらを実践し、家族全員が安全で快適な
冬を過ごせる環境を整えましょう。
それでは、また。
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