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代表宗野の想い

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かおり木工房 代表取締役

宗野太輔

私は住宅営業失格です

どうしても「家を売る」ことが出来ないのです…。
でも「家をつくる」ことは…。

少しだけ私のことをお話ししてもよろしいでしょうか?
生まれは静岡市葵区瀬名川、血液型はO型です。
清明幼稚園、西奈南小学校、西奈中学校、静岡南高校、東京工科専門学校卒業。

趣味はスノーボード(最近は行けてません)と漫画(週5冊も読んでるオタクです)が大好きです。
特にお気に入りは、中国の歴史物の三国志をモチーフにした覇という漫画です。

よくある三国志の話と違い主人公の日本人が歴史上の人物の替わりになって(変わるシーンはちょっと書けませんが・・・。)その時代を生きる。日本で言う戦国時代みたいな感じです。
歴史物というだけですぐ買いたくなってしまい、妻にどこに置くのといつも怒られます。

スノーボードは結婚前まで、友達とよく行ってました。
今はみんな結婚してなかなか時間が取れないので、お休み中です。
子供が大きくなったら家族でも行ってみたいです。

小さい頃は、父親の大工の仕事を見て育ちました。
父親が建てた家で、自分の部屋もあり(もともと1つの部屋を姉と半分に)とても幸せでした。

でも、窓が1つしかないせいか風通しが悪く、入口の戸(引き違い戸)が1つしかなくとても不思議な感じでした。
友達は戸が動くたびに驚いていました。
現在は家族で考えた間取りで、父親と二人で建てた家に住んでいます。とっても快適です。

ところで家づくりの仕事をしていくうえでの私のポリシーは・・・

「嘘をつかないこと、真実を伝えること、自分の家をつくる気持ちでやること、不安だらけのお客様の横に立ってアドバイスさせて頂くこと」

です。

何故だと思いますか?

それは、いろいろな現場を見てきたからです。
職人がお客様の部屋でたばこを吸ったり、リフォームに行った時には壁を開けたらゴミが入ってたのを見てきたからです。もちろんすべてのお客様の家がそうなっていたわけではありませんが…。

どんなに立派な家も、その中で生活するご家族が幸せでなければ、ただの箱にすぎません。
だから私は、「嘘をつかない、真実を伝える、自分の家をつくるつもり」を大事に考えています。

ですから、言葉巧みにお客様をその気にさせて家を売ることができないので、住宅営業には不向きです。

そんな私も子育て世代。3人の子供がいます。
そんな私だから子育て世代の気持ちがわかります。

おむつも替え、お風呂も入れます。
たまに、おむつを替えてるときにうんちが手に付いてしまったり、はじめは慣れないお風呂入れも今は慣れたものです。
シャンプーのとき頭からお湯をかけても泣かないようになりました。

皆様もそうだと思うのですが、家を新築した後も旅行に出かけたり食事に行ったり、家族でのイベントも大事にしたいし、子供たちの将来のために、教育資金も必要ですよね。
家族の思い出も必要ですよね。

私がやってきたこととして、夫婦二人で行ったサイパン旅行は、子供が出来たのがわかったので2人で行ける最後の旅行で行きました。

記念旅行なのでとお酒を1杯飲んで部屋に戻るとすぐダウンです。
せっかく来たのに・・・妻には今でもその時のことをよく言われます。

初めて家族で行く動物園。
息子はテレビの中でしか見たことがないので興奮してました。
特にお気に入りは、ライオンです。動物園に行った後は、テレビでライオンが映るたびガォーガォーと言ってます。

家族みんなで行った熱海。
初めての海に入って次の日は熱でダウンです。
波が相当怖かったみたいです・・。

実は以前からおかしいなぁと感じていることがあります。
それは・・・初めて家を持とうとする心配だらけのお施主様の気持ちを理解せずにただ「家を売ろう」としているだけの営業マンが、この業界にはあまりにも多いという事です。

例えば・・・

  • 「このキッチンはオープンスタイルなので明るくて、気持ちよく、お料理もはかどりますよ!」
    とキッチンのことを語る営業マン
    自分で厨房に立ったことがないと余り説得力がないですよね。
  • 「とにかく構造的にもしっかりしています」とか「施工もきちんとしている会社です」などと軽々しく家づくりを語る営業マン
    現場のことは一切経験もしたことがなく机上の知識しか無いだけだと余り説得力がないですよね。
  • 「この設計はリビング階段ですから、お子さんと自然とコミュニケーションが取れて非行に走ることもないですよ!」
    と子育て論を語る営業マン
    独身で守るべき家族もいないと余り説得力がないですよね。

本などから得た知識をもとにお話しされているのでしょうが、私はすごく違和感を覚えます。

私は皆様が安心して住まいづくりのことを相談できる知識と経験を持ち、そして家を建てるお施主様の気持ちが分かるアドバイザーでありたいと常に考えています。

昔から「家は3回建てて、初めて納得ゆくものが出来るよ」とよく言われます。
しかしそんな贅沢なことが出来るのはごく一部の限られた人だけです。
ほとんどの人にとって一回限りの住まいづくり、失敗は許されない住まいづくり。
いつもその重圧に押しつぶされそうになりながらも、私はこの仕事が大好きです。

なぜでしょうか?

やっぱりお引き渡しの時のお客様の喜ぶ顔、最高の笑顔を見るのが非常によかった瞬間だからです。
そして「いい家を建ててくれてありがとう。」というお言葉を頂くのが嬉しいからです。

長々と申し訳ありませんでしたが、私はこのような人間です。
ご縁があれば、また見学会などでお会いできることを楽しみにしております。
取り急ぎご挨拶までですが、今後ともどうぞよろしくお願いします。


追伸

ご存知のことかもしれませんが、我々かおり木工房は迷惑な売り込み営業はいっさい致しません。
大手のハウスメーカーとは違い、小さい会社ですから皆様のところに頻繁にお邪魔(訪問)したりお電話を差し上げることは物理的に出来ないのです。
ですから、そういうことで「熱心だ」「一生懸命だ」とお考えになり、家づくりを任せる業者かどうかを判断するというお客様にはかおり木工房は向いてないのかもしれません。

しかし、材質や施工精度を落とさずに、もっと言えば現場監督やアフターサービスのスタッフの数は減らさずに家の価格を極限まで下げようとすると、そうせざるを得ないのです。
かおり木工房は「棟梁が建てるいい家をお値打ち価格で手に入れたい方」のための会社です。
そのことだけにこだわっている会社です。

ここで、少しだけ会社の名前の由来についてお話ししてもよろしいでしょうか?

社名のDAMの由来は、Dはダイスケ(社長)、Aはアキラ(会長)、Mはマチコ(取締役)で、家族の頭文字をとりました。
自分達の頭文字を入れることで、より一層責任を持つようにしました。
ソウショウは、宗と彰で、個人でやっている時に会長が自分の名字と名前からつけました。
個人でやっていた名前が定着していたので、法人になってもそのまま使用ました。
個人、法人含めて創業52年になります。
建築というのは、地場で建築を行っているとわかるように工務店ではなく、建築にしました。

屋号として付けているかおり木工房は、木の香りや温かさを感じられる家をつくっている会社としてわかりやすいように付けました。

これからも「安くていい家」をつくり続ける為にスタッフ全員で頑張っていきます。
ですから、大変申し訳ありませんが、「ちょっと相談が・・・」とか「教えて欲しいんだけど・・・」というようなことがあれば皆様の方から、是非ともお気軽にお声をかけて頂きたいのです。本当に「安心できるいい家を無理のない価格で建てたい」と真剣にお考えの方には、私の持っている知識・経験・技術を駆使して全力でお手伝いします。
またお会いできる機会を心よりお楽しみにしています。